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6月のお献立「目には青梅 山ホトトギス 初の鱧」はじまります

「目には青葉 山ホトトギス 初鰹」のもじり。
ご存知、山口素堂の有名な俳句です。
初物喰いで、負けず嫌いの江戸っ子の気持ちを詠んだとも言われている句なのですが、
山城屋庄蔵では、「京くずし割烹」らしく初物喰いの魚は「鱧」で登場させました。

俳句にあるように、緑色の葉やホトトギスの鳴き声を聞くと初ガツオを思い出す・・・という意味のところ、敢えて梅雨の時期の真っ最中の青梅を先附にお出しすると、初の鱧を思い出すという献立テーマであります。

作物に恵みをもたらす貴重な雨も、降り止まぬ長雨には、気分も沈みます。
雨に濡れて輝きを増す紫陽花のように爽やかで、晴れやかに楽しんでいただこうと心がけて、青梅には清涼感を感じる発砲ゼリーに致しました。

また、解禁を迎えたばかりの鮎や、夏の風情を盛り立てる茄子、茗荷、玉蜀黍、冬瓜、トマトといった食材を散りばめております。

鱧と言えば、梅雨明けの京都の祇園祭を連想します。
しかし、これよりもかなり先取りして、向附に登場させました。
『魚』偏に豊かと書いて鱧と読みます。生命力の強い鱧は、生きた魚として昔の京都では、重宝されておりました。そんな味わい豊かな鱧を、和食ではお目にかかりづらいルバーブの爽やかな酸味と合わせた、至極の一品に仕上げております。

もちろん当店自慢のイタリアワインと合わせた、肉料理もご用意しております。
春を惜しむ名残りの食材と、初物で初夏の気配を感じる食材に、是非触れてみてください。


6月のお献立「目には青梅 山ホトトギス 初の鱧」へ
 (2010.06.01 14:13)

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